セサミンって何?

セサミンとセサミノールの共通点と相違点

セサミンはごまの健康成分として有名ですが、同じごまに含まれるセサミノールもセサミンにひけをとらない優れた成分です。
この2つの共通点と相違点をあわせて解説します。

セサミンとセサミノールの共通点

セサミンとセサミノールはどちらも抗酸化物質で、リグナン類に分類される植物性エストロゲンの一種です。

強い抗酸化作用がある

抗酸化作用とは、活性酸素を抑制する働きを指しますが、セサミンとセサミノールは強い抗酸化作用のある抗酸化物質です。

呼吸で取り入れた酸素の一部は体内で活性酸素に変わり、紫外線やストレス、喫煙などいろいろな要因で増えていきます。
活性酸素の量が過剰になると細胞や血管を酸化させ、それによって、病気を招いたり、老化を進行させたりします。

セサミンやセサミノールが持つ強い抗酸化作用は、過剰な活性酸素が体に与える悪い影響を減らし健康的な生活を支えるのです。

エストロゲンと似た働きをする

セサミンとセサミノールはリグナン類に分類される植物性エストロゲンの一種でもあり、リグナンの特徴として、体内では女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
ホルモンのバランスを整える、更年期障害の緩和、骨粗しょう症の予防、コレステロール値の改善などに効果があります。

セサミンとセサミノールの相違点

セサミンとセサミノールは抗酸化という共通の作用がありますが、含有量や吸収後の作用場所が違います。

含有量が違う

セサミンとセサミノールは、ごまに含まれる含有量に大きなひらきがあります。
セサミンは、ごまの成分の約0.5%を占めています。
それに対して、セサミノールは、0.08%ほどです。

ごまに含まれる量だけを見るとセサミノールの方が圧倒的に少ないのですが、ごまにはセサミノール配糖体(セサミノールと糖が結合したもの)がたくさん含まれています。
セサミノール配糖体は、体に摂り入れられると腸内細菌によって糖の結合が外れ、セサミノール本来の働きをするのです。

また、セサミノールはごまを白ごま油(白く透明なごま油)に加工する過程でも作られます。
含有量は商品によって異なりますが、セサミノールは、ごまよりもごま油の方が豊富に含まれています。

作用する場所が違う

セサミンは、門脈(血液を肝臓へ送る静脈)で吸収されるため、肝臓で直接作用します。
肝臓は体内で最も多くの活性酸素が多く発生するため、効率良く抗酸化作用を発揮することができます。
また、肝臓の環境を良くすることで肝機能の向上や二日酔いや悪酔いの予防などの効果もあります。

一方、セサミノールが吸収されるのは腸管です。
吸収されたセサミノールは血流に乗って全身へ送られ、悪玉コレステロールや細胞の酸化を防いだりします。
それにより動脈硬化の予防をしたりDNAが傷つけられるのを防いだりします。

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